話題の「オーロラフィルム」など車検方法変わった? 測定基準が統一に、ユーザーへの影響はあるのか

By | June 2, 2023


車検の際、カーフィルムの検査はどのようにおこなわれるのか

【画像】これは前見れるの? 話題の「オーロラフィルム」の実物を写真で見る!(12枚)

街中で見かけるギラギラとしたウインドウ、「オーロラフィルム」というものだけど、どのようなメリットがあるの?(画像提供:株式会社ウエラ名古屋)

 カーフィルムはクルマのドレスアップ効果や、車内に入る紫外線・赤外線をカットする機能などがあり、特にクルマの外観にこだわるユーザーから高い人気があります。

 ただしカーフィルムをクルマに施工する際には、ドライバーが安全に運転できる視野を確保する必要があり、クルマのフロントガラスや運転席、助手席の窓ガラスについては可視光線透過率(外の光を通す割合)が70%以上という基準をクリアしなければいけません。

 この基準に適合していないと、不正改造車として取り締まりの対象となるほか、車検に通らないため、可視光線透過率をしっかりと測定することが重要といえます。

 この可視光線透過率の測定に関しては、2023年1月に国土交通省が「指定自動車整備事業における着色フィルム等が装着された自動車の指導について」という文書を発出。

 これにより車検時の測定についてのルールを統一しましたが、一体どのように変わったのでしょうか。

 そもそもクルマの車検を受ける際には「認証工場」か「指定工場」のどちらかに依頼しなければいけません。

 認証工場の場合は、工場が運輸支局や自動車検査登録事務所などの車検場にクルマを持ち込んで検査を受けるのに対し、指定工場では自分の工場で点検整備や検査をするため、クルマの車検場への持ち込みを省略できます。

 車検ではカーフィルムが貼られた窓ガラスの可視光線透過率についての検査もおこないますが、実は前述の文書が発出されるまでは可視光線透過率の測定器が明確に示されていませんでした。

 そのため、車検場へのクルマの持ち込みが省略できる指定工場では、それぞれ異なる測定器で透過率を測っている状況があったのです。

 測定器が統一されていないと、ある工場の測定器では車検に通るが別の工場では車検に通らないといった状況が出てくる可能性もあり、公平性に疑問が生じます。

 また国土交通省はカーフィルムの製作者から指定工場に対する指導が統一されていないという指摘を受けたこともありました。



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