
1日(現地時間)ジョーバイデンアメリカ大統領がワシントンDCホワイトハウスブルールームバルコニーでアイマン・アル・ザワヒリ・アルカイダの指導者を射殺した「成功的な」対テロ作戦について演説している。 ⓒ AFP=ニュース1 ⓒ News1 パク・ギヒョン記者
(ワシントン=ニュース1)キム・ヒョン特派員=最近、米中央情報局(CIA)がアルカイダの水怪子だけアルザワヒリを射殺した中、ジョーバイデン大統領がアルザワヒリの戦力を膨らませて発表したという指摘が提起されている。
8日(現地時間)ニューヨークタイムズ(NYT)によると、バイデン大統領は去る1日、アルザワヒリをアフガニスタンからドローン空襲を通じて除去したと発表し、アルザワヒリが2000年10月に米海軍17人が亡くなった「USSコール」爆破事件の「主帽子」と話し、2001年9・11テロ計画に「深く関与した」と説明した。
アルザワ・ヒリは2011年にオサマ・ビン・ラデンが殺害された後、アルカイダの臨時指導者として活動し、去る2020年にアルカイダ2因子アブ・ムハンマド・アルマスリ(アブドラ・アフマド・アブドゥラ)がイランで射殺された後には公式の2因子に上がった。
これまで米国は両事件の背後に「アルカイダ」を指摘してきたが、NYTは歴史的正確性の問題として、バイデン大統領の発言は政府と専門家の伝言および関連記録などに出てきた内容に比べて誇張されたと指摘した。
テロネットワークなどについて多数の本を執筆した真的CIA要員のマーク・セージマンは、NYTにバイデン大統領のアルザワヒリの説明を聞いて混乱していたと知られているアルザワヒリの役割がどこから来たのか気になると明らかにした。 彼は「アルザワヒリが正当な標的は正しいが、大統領が提示した理由は正確ではない。私は強く疑問を持っている」と話した。
バイデン大統領の演説に先立ち、バイデン政権のある高位当局者は、ブリーフィングでアルザワヒリを「9・11テロの間、ビン・ラデンの代理人」と説明したが、「USSコール」については言及しなかった。
NYTは「USSコール」爆破事件を公募した容疑でアルカイダ要員らが起訴されたが、関連文件ではアルザワヒリがテロ陰謀加担者26人のうちの1人と言及されているが、主母者として表現されていないと指摘した。
9・11テロを公募した容疑で起訴されたグァンタナモ収監者5人に対する所長でも、アルザワヒリは1998年、ビン・ラデンと共に米国に対する戦争を宣言したとだけ記述されている。
連邦捜査局(FBI)でアルカイダ調査を導いたアリ・スパンは、アルザワヒリが両作戦の主母者ではなかったが、上級指導者として、当時アルカイダの主要行動に対する戦略的方向を設定するのに役立ったと評価した。
スパンは9・11テロ当時、アルカイダの一部の上級指導者たちは今後の波長を懸念してこれに反対したが、アルザワヒリはこれを支持したと明らかにした。
もう一つの元CIA要員は、アルザワヒリが絶対に重要な目標でありながらも、アルザワヒリを「アルカイダの戦略的思想家」に近いと述べたとNYTは伝えた。