韓経:文大統領、日本に宥和メッセージ…「過去に足を引っ張られてはならない」

By | March 2, 2021


<太極旗を振る文大統領>韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が1日、ソウル鍾路(チョンノ)タプコル公園で開かれた三一節記念式典で太極旗を手に三一節の歌を歌っている。ホ・ムンチャン記者
<太極旗を振る文大統領>韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が1日、ソウル鍾路(チョンノ)タプコル公園で開かれた三一節記念式典で太極旗を手に三一節の歌を歌っている。ホ・ムンチャン記者

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が1日、「(韓日関係が)過去に足を引っ張られてはならない」と話した。過去の問題と経済や防疫など協力が必要な部分を分離するという方針を明らかにし、はっきりとした宥和メッセージを送ったという分析が出ている。韓日米共助を強調するジョー・バイデン米国政府が発足し、日本との関係改善の必要性が高まったことに伴うものと分析される。

文大統領はソウル・タプコル公園で開かれた102周年三一節(独立運動記念日)記念式典に出席して「過去の問題は過去の問題として解決しつつ、未来志向的な発展に一層力を注がなければならない」と話した。被害者中心主義次元で解決策を模索するが、未来発展のための努力もやめないということだ。

韓日関係の重要性も繰り返し強調した。

文大統領は「韓日両国は経済、文化、人的交流などあらゆる分野で互いに大変重要な隣国」としながら「我々が越えなければならない唯一の障害物は、過去の問題を未来の問題と分離できず一緒に混ぜてしまうことによって、未来の発展に支障を招くこと」と説明した。

仁川(インチョン)大学政治外交学科のイ・ジュンナン教授は「バイデン政府の発足以降、関係改善の必要性が高まった」とし「韓日葛藤が韓半島(朝鮮半島)平和プロセスを進展させるのに障害になると判断したようだ」と分析した。

文大統領は1日の第102周年三一節記念演説で過去の歴史から抜け出した未来志向的な韓日関係を強調した。日本を「大変重要な隣国」と評価し、日本に対し「ポストコロナ時代を共に準備していこう」と提案した。韓日米共助を強調するジョー・バイデン米国政府発足に合わせて韓日関係改善のための積極的ジェスチャーを送ったという分析だ。だが、専門家は強制徴用と慰安婦判決に対する解決策が提示されない限り、両国の関係改善を期待するのは難しいと展望した。

文大統領はこの日、ソウル・タプコル公園で開かれた三一節記念式典に出席して「我々が越えなければならない唯一の障害物は、過去の問題を未来の問題と分離できず一緒に混ぜてしまうことによって、未来の発展に支障を招くということ」と話した。「過去を直視してこそ未来に進むことができる」という昨年の記念演説と比較し、一層宥和的なメッセージだ。

慰安婦や徴用など歴史問題は被害者中心主義に立って解決していくが、それによって経済や防疫などの協力を放棄しないという意志を明確にしたという分析だ。未来志向的な関係についても何度も強調した。演説文全体で「日本」は7回、「未来」は5回言及があった。謝罪と反省という単語は一度も登場しなかった。文大統領は「韓日両国の協力と未来発展のための努力もやめない」としながら「両国協力は両国共に役に立ち、北東アジアの安定と共同繁栄に役に立ち、韓米日3国協力にも役に立つ」と話した。

韓日関係の重要性について繰り返し言及した。文大統領は「韓日両国は経済、文化、人的交流などあらゆる分野で互いに大変重要な隣国になった」とし「過去数十年間、韓日両国は一種の分業構造を土台に共に競争力を高めてきたし、韓国の成長は日本の発展を助け、日本の成長は韓国の発展を助けた」と強調した。

このようなメッセージは新たに発足した米国バイデン政府と歩調を合わせるためのものだという分析がある。特に北朝鮮との関係改善のために米国の協力が切実な状況で、韓日関係改善というカードを積極的に活用しようとする意志が背景にあるという解釈が力を得ている。東京オリンピック(五輪)を平和五輪として開催することや北東アジア防疫共同体を主張することはすべて、北朝鮮との対話が基底にあるという点からだ。国民大学日本学科の李元徳(イ・ウォンドク)教授は「バイデン政府の東アジア戦略に呼応する返事をしないわけにはいかず、北朝鮮との関係にも進展がない状況」としながら「韓半島プロセスを前倒しするという大きな絵の中で日本との関係改善が追求されている」と説明した。

ひとまず韓国政府が積極的に融和的な姿勢を取っていることを受けて、韓日関係はこれ以上は悪化しないだろうという意見が支配的だ。ただし、短期間内に顕著な成果を挙げるのは容易ではない展望だ。文大統領の発言の具体性が落ち、日本も消極的であるためだ。イ・ジュンナン教授は「日本は目前の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫の失敗、東京五輪中止への懸念などで韓日関係に関心を注ぐほどの状況にはなっておらず、動因もない状況」と説明した。過去4年の任期の中、一貫して歴史問題を前面に出し、強制徴用と慰安婦問題がこじれるだけこじれた状況で、この日の記念演説が米国を意識した「リップサービス」と映るだろうという見方もある。

日本の共同通信は、文大統領の記念演説を速報で伝えて「歴史問題と切り離して日本との協力を進めたい意向を強調したが、日本政府への具体的な要求や新たな提案はなかった」と伝えた。



Source link

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *