旧日本軍慰安婦被害者が日本政府を相手に提起した2件目の損害賠償訴訟の判決が延期された。
法曹界によると、ソウル中央地裁は故クァク・イェナムさん、金福童(キム・ボクドン)さんら慰安婦被害者と遺族など20人が日本政府を相手に起こした損害賠償訴訟の弁論を再開した。裁判所は3月24日を弁論期日に指定した。
これを受け、今月13日に予定されていた判決は延期された。裁判所は追加の審理の必要性があるとみて弁論を再開したという。
この事件は、慰安婦被害者や遺族など21人が韓日慰安婦合意から1年を迎えて2016年12月28日に提起した訴訟だ。日本が訴状送達を拒否したため、韓国の裁判所は公示送達の末、弁論を開いた。
一方、この訴訟に先立ち別の慰安婦被害者12人が日本政府を相手に起こした訴訟は今月8日の一審で原告勝訴判決を受けた。裁判所は日本の不法行為に主権免除を適用できないとし、日本政府に被害者1人あたり損害賠償金1億ウォン(約950万円)ずつの支払いを命じた。
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